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マーケティング

#12 WebサイトのSEO対策(検索流入最適化)

Kammy

大手事業会社のマーケティングコミュニケーション担当 副業でベンチャーのマーケティング支援もしています。

WebサイトのSEO対策

本日はWebサイトのSEO対策(検索流入最適化)について話します。

#11Web流入経路の話でありましたが、大企業だと7~8割がWeb検索エンジン経由の流入というお話をしました。
ではこの検索エンジン経由の流入をどうやったら増やしていくのか?について述べたいと思います。

まずこの検索エンジン経由の流入を増やすためには検索したキーワードで検索結果の上位に表示させることが非常に重要です。

検索順位とクリック率の関係

Webサイトの検索順位を上げると、より多くの人がWebサイトを訪れるようになります。2021年にseoClarityが行った調査によると、
日本におけるGoogle検索結果の1位のクリック率は13.94%で、2位は7.52%、3位は4.68%です。

単純に考えれば、検索結果で1位を取れれば2位の2倍、3位の3倍程度の流入者数が見込めるのです。また、10位までに約40%の人が、20位までで約60%の人が検索結果をクリックしています。ただし、意外なことに検索結果上位のほうが常にクリックされやすいわけではなく、16〜20位のクリック率は7〜15位までのクリック率より高くなっています

このように検索結果の上位に表示させるためには検索エンジンに自社のサイトを最適化させることが必要になります。

この最適化させる行為をSEO(Search Engine Optimization)対策と呼び、以下の具体的な方法があります。

キーワードの選定

キーワードの選定は、SEOの基本的なステップです。ユーザーが検索エンジンで入力するであろうキーワードを研究し、自社のサービスや製品に関連するキーワードを選定します。キーワードツールを使用して、検索ボリュームや競合性を分析し、適切なキーワードを選びます。選定したキーワードを、タイトルタグ、メタディスクリプション、見出しタグ、コンテンツ内の自然な形で配置します。

高品質で独自性のあるコンテンツの作成

高品質なコンテンツは、ユーザーに有益な情報を提供するだけでなく、検索エンジンにも評価されます。ユーザーの検索意図に合ったコンテンツを作成し、独自の視点や情報を盛り込みます。また、定期的に更新を行い、新鮮な情報を提供することで、クローラーのクローラビリティ(クローラーの巡回性)を向上させ、巡回頻度が早くなるため、検索結果への反映が早くなります。

ユーザビリティの向上

サイトのユーザビリティを向上させることは、SEOにとっても重要です。ページの読み込み速度を最適化し、モービルフレンドリーなデザインを採用することで、ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できる環境を整えます。例えばレスポンシブデザインを採用したりタッチ操作に最適化したレイアウトを採用することが具体的な対策です。また、使いやすいナビゲーションを導入し、ユーザーが目的の情報に簡単にアクセスできるようにすることも重要です。

また小さすぎず大きすぎず、モバイルデバイスの画面に適したフォントとテキストサイズを選択することも重要です。読みやすいフォントを使用し、テキストサイズを適切に設定することで、ユーザーがストレスなくコンテンツを読むことができます。

内部リンクの最適化:

サイト内のリンク構造を最適化することで、ユーザーがより多くのページを閲覧しやすくなります。また、内部リンクによって、検索エンジンがサイト内のページをクロールしやすくなります。例えば、関連するコンテンツへのリンクを設置することで、ユーザーが興味を持ちやすくなります。

具体策としてはまずアンカーテキストの使用が考えられます アンカーテキストは、リンクを囲むテキストのことであり、その内容が検索エンジンにとってリンク先のページの内容を示す重要な要素です。適切なキーワードを含んだアンカーテキストを使用することで、検索エンジンがリンク先のページの内容を正確に理解しやすくなります。

次に関連性の高いページへのリンク設置も重要です。関連性の高いページへの内部リンクを設置することで、ユーザーが関連する情報に簡単にアクセスできるようになります。
また、関連性の高いページへの内部リンクを設置することで、検索エンジンが関連するページを見つけやすくなり、ページ間の関連性を強調することができます。

また階層的なディレクトリ構造の活用をすることも必要でWebサイトの階層的なディレクトリ構造を活用し、内部リンクを設置することで、
ページの階層関係を明確にし、検索エンジンがページの位置関係を理解しやすくなります。

最後にリンクの数の適切な管理も施策の1つです。内部リンクの数を適切に管理し、過剰なリンクを避けることも重要です。
過剰なリンクは検索エンジンのクローリングを妨げ、ユーザーにも混乱を与える可能性があります。
必要なリンクを適切に設置し、無駄なリンクを削除することで、内部リンクの最適化を図ることができます。

外部リンクの獲得

高品質な外部サイトからのリンクを獲得することで、サイトの信頼性や権威性が向上し、検索エンジンのランキングを上げることができます。
外部リンクの獲得には、ソーシャルメディアの活用やブログの執筆、業界固有のディレクトリへの登録などが含まれます。

具体策としてはインフルエンサーや専門家へのアプローチがあります。自分のWebサイトに関連するインフルエンサーや専門家にアプローチし、コラボレーションや情報提供を依頼することで、彼らのWebサイトからリンクを獲得することができます。ただし、自然な形でのリンク獲得を目指し、スパム的なアプローチを避けるようにしましょう。

ソーシャルメディアを活用して自分のWebサイトを宣伝し、シェアやリツイートを増やすことで、他のWebサイトからのリンクを増やすことができます。
興味を持ってもらえるような魅力的なコンテンツをシェアし、自然な形でのリンク獲得を促しましょう。

自分のWebサイトと関連性のある他のWebサイトとの間でリンクを相互に交換することで、互いにリンクを獲得することができます。
ただし、相手のWebサイトが信頼性のあるものであり、自然な形でのリンク交換を行うようにしましょう。

こういった具体策を施すことでSEO対策を行いGoogleなどの検索エンジンに評価され上位表示されることがポイントです。

SEO対策
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キーワード選定
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高品質で独自性のあるコンテンツの作成方法
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内部リンクの最適化
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