#16 SEO対策：内部リンクの最適化

本日のマケリスでは、SEO対策の４回目とし内部リンクの最適化について述べていこうと思います。

WebサイトのSEO対策(検索流入最適化)についてはコチラ

マケリスの考えるSEO対策における内部リンクの最適化には、以下のステップがあります。

関連性の高いページにリンクする

内部リンクは、関連性の高いページ同士をつなぐためのものです。
関連性の高いページ同士を内部リンクでつなぐことで、検索エンジンがページの関連性を判断しやすくなり、SEOに効果的です。

ページ内の重要なコンテンツにリンクすることで、ユーザーが興味を持つ可能性が高いコンテンツに簡単にアクセスできるようになります。
また、重要なコンテンツにリンクすることで、そのページのSEO評価を高めることができます。その具体的な方法について述べていきます。

コンテンツのテーマに合ったページにリンクする

リンク元のページとリンク先のページのテーマが一致している場合、リンクの価値が高くなります。例えば、ある記事の中で、
別の記事で詳しく説明されている内容がある場合、その別の記事にリンクすることで、ユーザーがより詳しく知ることができるようになります。

読者の興味を引くリンクを作る

リンク先のページが読者にとって興味深いものであれば、リンクをクリックして遷移する確率が高くなります。例えば、関連する商品やサービスを紹介する場合、詳しい説明が書かれた商品ページにリンクすることで、ユーザーが商品に興味を持ち、購入につながる可能性があります。

サイト内の深いページにリンクする

サイト内の深いページにリンクすることで、そのページが重要であると検索エンジンに認識され、SEOに有効です。また、ユーザーが興味を持つ可能性のあるページにもリンクすることで、ユーザーがサイト内をより多く閲覧することができます。

外部リンクも考慮する

関連性の高い外部サイトにリンクすることで、自分のサイトが信頼性の高いサイトとして認識される可能性があります。また、自分のサイトが提供するコンテンツと相補的な内容を提供する外部サイトにリンクすることで、読者にとって価値のある情報を提供することができます。

ページ内の重要なコンテンツにリンクする

ページ内で最も重要なコンテンツを特定し、それらにリンクすることが重要です。
例えば、商品ページの場合は、特に人気がある商品や売り上げが多い商品にリンクを貼ることで、SEOの効果が期待できます。

ページ内の重要なコンテンツにリンクする上で重要なポイントを解説していきます。

リンクのアンカーテキストを工夫する

リンクのアンカーテキストには、ページ内でリンクされるコンテンツの内容を正確に表現することが重要です。アンカーテキストを工夫することで、検索エンジンにとってページの内容を正確に理解させることができます。例えば、「このページの重要なコンテンツはA,B,Cです」といった形式でアンカーテキストを設定することができます。

リンクを自然な形で設置する

ユーザーにとって自然な流れでリンクを設置することが重要です。例えば、商品ページの場合は、商品詳細ページやカテゴリーページなどから自然な流れでリンクを設置することが重要です。リンクを無理に設置することで、ユーザーにとって不自然に感じられる可能性があるため、注意が必要です。

ページ内リンクの数に制限を設ける

ページ内リンクの数には制限を設ける必要があります。リンクの数が多すぎると、ユーザーにとって混乱を招くことがあります。また、検索エンジンから見ても、ページ内リンクが多すぎると、ページの評価が低下する可能性があるため、適度な数に抑えることが大切です。

適切なアンカーテキストを使用する

アンカーテキストは、リンクのテキスト部分のことです。適切なアンカーテキストを使用することで、
検索エンジンがリンク先のページの内容を正確に理解しやすくなり、SEOに効果的です。

適切なアンカーテキストを具体的にどのように使用していくのか。についての考え方をまとめました。

アンカーテキストを具体的にする

リンク先のページの内容と関連性のあるキーワードやフレーズをアンカーテキストとして使用することで、ユーザーがリンク先のページの内容を推測しやすくなります。例えば、「ランニングシューズの選び方」に関する記事にリンクする場合、アンカーテキストを「ランニングシューズの選び方」とすることで、リンク先のページがランニングシューズの選び方に関する内容であることが明確になります。

アンカーテキストを簡潔にする

アンカーテキストが長すぎると、ユーザーがその内容を読むことが面倒になり、クリックしない可能性があります。アンカーテキストを簡潔にし、重要なキーワードやフレーズを含めることで、ユーザーがリンク先のページに興味を持つようになります。

アンカーテキストを適切な箇所に配置する

リンク先のページとアンカーテキストが関連性があっても、アンカーテキストの位置が不適切であれば、ユーザーがそのリンクを見つけることができません。アンカーテキストを本文中で自然な位置に配置し、リンク先のページと関連性を持たせることが重要です。

アンカーテキストを重複させない

同じアンカーテキストを複数のページにリンクすると、検索エンジンが重複コンテンツとして認識し、ペナルティを受ける可能性があります。アンカーテキストを変えることで、リンク先のページが異なっていても重複コンテンツとして認識されることを避けることができます。

サイトマップを作成する

サイトマップを作成することで、ページの構成を理解しやすくなり、検索エンジンのクローラーがページを正確に読み取りやすくなります。
また、サイトマップには内部リンクが含まれており、SEOに効果的です。

では具体的にサイトマップをどのように作成していくのかを解説していきます。

手作業でサイトマップを作成する

手作業でサイトマップを作成する場合は、サイト内のすべてのページを手動でリストアップし、それらを階層構造で整理する必要があります。手作業で作成する場合は、エクセルやワードなどのオフィスソフトを使用して、階層構造を表現することができます。

自動生成ツールを使用する

自動生成ツールを使用する場合は、Webサイトの構造を解析して自動的にサイトマップを作成することができます。以下に代表的な自動生成ツールを紹介します。

Screaming Frog SEO Spider

Webサイト内のリンク構造を解析し、サイトマップを自動生成することができます。有料版と無料版があり、無料版でもサイトマップを作成することができます。

XML Sitemap Generator

Webサイト内のページを自動的に解析して、XML形式のサイトマップを作成することができます。無料で利用できるツールもあります。

Dyno Mapper

Webサイトのマップ作成、クローリング、SEOオプティマイズなどの機能を提供する有料の自動マッピングツールです。

CMSでのサイトマップ作成

WordPressやDrupal、JoomlaなどのCMSでは、サイトマップを自動的に生成するプラグインやモジュールが利用できます。
これらのプラグインやモジュールを使用することで、手動で作成する必要がなくなります。

事業会社のWebサイト運用における内部リンクの実態

事業会社の内部リンクの実態としては簡単に下記に分類されます。

関連性の高いページにリンクする・・・関連カテゴリー・商品ページへのリンクを設定する

適切なアンカーテキストを使用する・・・アンカーリンクを使って各コンテンツの訴求したい部分へ遷移させる

サイトマップを作成する・・・GoogleSearchConsoleを利用

次回のマケリスではSEO対策の第6回、外部リンクの最適化について解説していこうと思います。