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マーケティング

#5 マーケティングコミュニケーション企画とは

Kammy

大手事業会社のマーケティングコミュニケーション担当 副業でベンチャーのマーケティング支援もしています。

今日はマーケティングコミュニケーションの企画とは。というお話をしたいと思います。

マーケティングコミュニケーションとは

「マーケティングコミュニケーション」の定義ですが、製品やサービスに関する情報を顧客に伝えるための一連のプロセスです。広告、セールスプロモーション、パブリックリレーションなどが、マーケティングコミュニケーションの一部として考えられます。マーケティングコミュニケーションは、製品やサービスについての情報を顧客に届けることで、顧客との接触点を増やし、製品やサービスの価値を伝えることを目的としています。

そしてマーケティングコミュニケーションは企業が市場で競争力を持ち、顧客を獲得するために不可欠な要素であり、顧客の購買行動や商品やサービスのブランド認知度、イメージ形成などに大きな影響を与えます。 このマーケティングコミュニケーションはどのように企画されていくのかを説明していきます。

企画・制作のステップ

大きな流れは下記のようになります。

事業部門からの依頼を受け、与件や市場や顧客、自社・他社商品情報を整理。
マーケティングコミュニケーション企画提案、費用、スケジュールの合意形成を取る
制作進行(取材、撮影、編集など)
アウトプット
効果測定

マーケティングコミュニケーションの企画とは

筆者が考えるマーケティングコミュニケーション企画のポイントを整理しました。

現状の課題

大切なのは課題観を共有すること。この時点で依頼元と認識している課題がずれるとすべてがずれてしまいます。

目的とあるべき姿の把握

何のためのマーケティングコミュニケーションをするのか、どうなりたいのかを依頼元と共有することで、企画・制作を推進しながらも目的に立ち戻ることができるようになります。

ターゲット選定

マーケティングの基本ですが、特にコミュニケーションは費用の限りもあるので明確なペルソナやインサイトを深堀りすることが、競合他社との表現の違いや差別化に繋がります。

強豪他社との違いを出したいときにここを少しだけ「ズラす」ことで新しさが出ます。

何を伝えるか

コミュニケーションにおいて、一番大切といわれる部分。ここを研ぎ澄ますためには事前のマーケティング情報を正しく整理することが必要です。

何を伝えるかを踏まえてよいコンセプト、表現案に繋がっていきます。

企画の中で一番、生みの苦しみがある部分です。

どのように伝えるか

ここは伝えるためのアイデアです。イベントをするもよし、動画をするもよし。楽しいアイデアを詰め込んでください。

経験上ですが、大抵はチラシを作りたい、動画を作りたい。などの依頼が多いです。その裏にある依頼部門の背景を理解し、与件を整理することが大事。

企画提案はそれからです。

筆者が大切にしている企画におけるポイント

プロジェクトマネジメント

特に与件と課題整理が大切です。

依頼部門はマーケティングコミュニケーションに精通していないことも多く、プロジェクトをリードするだけでも安心して任せてもらうことが多いです。

ここはコンサル業に従事している人の働き方がとても参考になるので、コミュニケーション職能としても必須のスキルです。

ありたいゴールを明確に

定性的な状態でも関係者のゴールイメージが明確になり、合意が取れればOKです。

営業部門全てに説明ができている状態。や お客様からの指名買いの割合が約3割を超えている状態 などでもゴールイメージが関係者で共通理解が取れればOKです。

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